こばじの家

幸せに根拠は必要ない。

経済についてわかってきた!面白いほど経済がわかる本を読んで

こばじです。



今回は、

オーディオブックサービスで聴いた

こちらの本について、

読書感想文を書いてみます。





つみたてNISAなどで投資をしている私でも

大きな気付きを得ることができた1冊です。




目次


はじめに

簡単な自己紹介

静岡県に住むIT企業勤務の20代です。

詳細な自己紹介は以下をご覧ください↓↓

kobaji-kobaji.hatenablog.com

こばじの投資経験

株やFX、つみたてNISAなど、

色々なことに手を出しては、

自分に合わないものを排除しています。

詳細の経験については、以下の記事に

記載されています↓↓

kobaji-kobaji.hatenablog.com

読書感想文を作ってみる

以前、読書感想文を書く

ということを記事にしました。

この記事です↓↓

kobaji-kobaji.hatenablog.com



今回は有言実行!ということで、

読書感想文を書いてみます。

今回の本

東大生が日本を100人の島に例えたら面白いほど経済がわかった!

という本です。



この本は、経済の流れについて

とてもシンプルにまとめられています。



「国」という規模の大きい単位ではわかりにくいことも、

人数を減らして単純化することで、

本質を変えずにわかりやすくしてくれている、

という本です。

読書感想文

感想文として、

  • Before
  • 気付き
  • ToDo

に分けて書いていきます。

Before

本を読む前の私は、

お金に対する知識、価値観が自分の中で

固定化されてきていました。



気付けば投資も5年近く継続しており、

そろそろマンネリ化してきた、

という状況でした。



そこで、再度基礎を見直したく

この本を選択しました。

気付き

※「本に書いてあった」ではなく、

本を読んだ気付きです。

著者の主張と相反することが

書かれている可能性があります。


この本で得られた気付きを

3点に絞ります。



他にもありますが、

すべてを覚えることはできないので、

3点に絞りました。

  • ルールの穴を突く人は必ず現れる
  • 資本主義が良い、社会主義が悪い、というものではない
  • 格差をリセットする4つの方法

それぞれ説明していきます。

ルールの穴を突く人は必ず現れる

ルールの穴を突く人は必ず現れるというのが、

最初の気付きです。



例えば、

有名アーティストのコンサートチケットを

買い占めて、それを高価で転売することも、

過去には法律上問題ありませんでした。



俗に言う「転売ヤー」ですね。




※ここで言う「転売ヤー」は、

商品の流通を圧迫する人達のことを指します。

個人の感想ですが、転売という行為そのものについては、

市場での商品流通を促進するものも含まれており、

必ずしも悪い行為ではないと思っています。

(市場にマスクを高くない値段で流通させるのも転売ですからね)




さて、そのような転売ヤーに対して、

転売ヤーがいなければハッピー」

と思う方もいることでしょう。



転売ヤーが行っていた行為は、

市場や経済に対し何ら貢献しておらず、



ただただ転売ヤー1人勝ち、

すなわちゼロサムゲーム

(誰かが得すると誰かが損する、合計が0になる)

であるためです。



ゼロサムゲームではなく

プラスサムゲーム(参加者全員が得する)

でないと、経済は回っていきません。



そういった、

ルールに違反しない範囲で、

何も貢献していないにもかかわらず、

得する人のことを

「グリッジマン(?)」と呼ぶようです。




※オーディオブックサービスでは

「グリッジマン」のように聞き取れたものの、

「グリッジマン」でググってもヒットせず…。

正しい言葉をご存知の方いらっしゃったら、

教えてください。




こういったグリッジマンは、

法律上問題ある行為をしていないので、

取り締まることができません。



本書では、

「グリッジマンは必ず現れる」

という前提のもと、



グリッジマンの存在が悪いのではなく、

グリッジマンが生まれるような

不完全なルールを作る側が悪いと

伝えています。

資本主義が良い、社会主義が悪い、というものではない

日本経済は資本主義で成り立っています。



競争社会によって、

国民がお金を稼いで経済を成立させ、成長させていく

という経済です。



一方、中国やベトナムなどの社会主義では、

国が労働を管理して、国の計画のもと、

経済を成立、成長させていきます。



社会主義だと、頑張っても頑張らなくても給料は変わらないので、

労働者は頑張らなくなる。そのため革新は起こらず、経済は停滞、衰退する」



という話をよく聞くことから、

社会主義は悪という考えを持つことも

あるかもしれません。



しかし、資本主義が良くて、社会主義が悪いという

簡単な構図ではないということに気付きました。

日本でも社会主義的構造はよく見られます。



例えば、ゴミの収集や水道管理など、

人々の生活を支える、誰かが必ずやらなければならない仕事はあります。

こういった仕事は社会主義的側面があります。



やろうと思えば、民営化することによって

「月額○円で、毎日ゴミ収集します」

「月額○円で、水道水の品質を高めます」

のようなサービスを付加価値として提供し、

ビジネスにすることもできます。



しかしそうすると、生活に支障が出てしまうんですよね。



資本主義が似合うところは資本主義で、

社会主義が似合うところは社会主義で。

こういった区別、両用が大切だと気付きました。

格差をリセットする4つの方法

資本主義か社会主義か?という0 or 100の話ではない、

という気付きを前項で書きました。



とはいえ日本は基本的に資本主義経済です。

競争社会によって勝者と敗者が存在します。



勝者と敗者の間で格差が生まれます。



この格差を是正するためにこれまで取られてきた方法は、

  • 革命
  • 戦争
  • 国家崩壊
  • 疫病

であると学びました。



いずれも望ましい行為ではないと個人的に思います。

とはいえ格差是正は必要だと考えます。



上記4つの方法に頼らず、

格差是正をしていけるとよいなと気付きました。

ToDo

本書の気付きを通じて、

次のことをToDoとして挙げます。

ルールの穴を突くよりも、正しいことをする

ということです。



簡単にいうと、

グリッジマンにはならない、ということです。



確かに穴を突いた方が、

器用に、そして楽に生きられると思います。



しかし、いつか穴は塞がれます。



穴を探し続けるよりも、不器用だとしても

正しく生きる方が魅力的だと思いました。

私は、正しい道を歩んでいきます。

まとめ

  • ルールの穴を突いて、経済に貢献せずに利益を得る人(グリッジマン)は必ず現れる
  • 資本主義と社会主義、どちらが良いか?という0 or 100の問題ではなく、どちらも良い面悪い面がある
  • 格差をリセットするための4つの方法に捉われず、是正していけたらいいなぁ
  • 正しい道を歩んでいく

おわりに

この本、言葉や説明がシンプルなため、

紙の本でも読みやすいかと思います。

経済関係の本でお勧めの本はありますか?

どんなレベルの本でも構いません。

是非コメントで教えてください^^



感想や、「こうしたらもっと読みやすくなるよ!」などのコメントもお待ちしております。

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今回も読んでくださりありがとうございました!

そして、これが今年最後の記事です。

今年も記事を読んでくださりありがとうございました!!