こばじです。
今回は
2人で2の仕事をするより、10人で10の仕事をした方が良いこともある
ということを記事にしました。
目次
- はじめに
- 2人で2の仕事をするより、10人で10の仕事をした方が良いこともある
- 誰かが休むことを想定すると…
- でも10人の方が、誰かしら休む可能性高くない?
- 「いつでも2人で2の仕事をするより、10人で10の仕事をした方が良い」というワケではない
- 参考:ちょっと複雑になります。
- まとめ
- おわりに
はじめに
簡単な自己紹介
静岡県に住むIT企業勤務の20代です。
詳細な自己紹介は以下をご覧ください↓↓
2人で2の仕事をするより、10人で10の仕事をした方が良いこともある
こばじさーん、
2人で2の仕事をするのも、
10人で10の仕事をするのも同じじゃん。
という声が聞こえてくるかもしれません。
確かに、2人で2の仕事をするのも、10人で10の仕事をするのも、
1人あたりの仕事量が1であるのには変わりません。
しかし、○○を想定すると、
10人で10の仕事をした方が良いこともあります。
○○とは何か?
目次をご覧になっている方はお分かりですね。
そう、
休むこと
です。
誰かが休むことを想定すると…
例えば、誰か1人が休んだ場合を考えてみましょう。
2人で2の仕事をする場合は、
残り1人で2の仕事をすることになります。
ということは、1人あたり2の仕事ですね。
一方10人で10の仕事をする場合は、
残り9人あたり10の仕事をすればよいわけです。
1人あたり1.1の仕事ですね。
私たちは人間です。
不意に休むこともあります。
そのことを踏まえると、
10人で10の仕事をした方がよい、ということもあるのです。
でも10人の方が、誰かしら休む可能性高くない?
でもこばじさん、10人で仕事をする方が、
誰かしら休む可能性が高くない?
という声が聞こえてくるかもしれません。
確かにそれはそのとおりです。
しかし、それでも影響は小さいです。
ちょっと計算してみましょう。
みんなそれぞれが5%の確率で休むと仮定します。
誰もが20日に1日休む、という計算ですね。
2人の場合、
- 誰も休まない確率:90.25%
- 1人休む確率:9.5%
- 2人休む確率:0.25%
一方10人の場合、
- 誰も休まない確率:59.87%
- 1人休む確率:31.51%
- 2人休む確率:7.46%
この数字だけ見ると、
休む確率は、
2人で仕事をする場合よりも10人で仕事をする場合の方が高いと言えます。
とはいえ、休んだときの1人あたりの仕事量を考えると、
2人で仕事をするよりも、10人で10の仕事をした方が良いと思われます。
「いつでも2人で2の仕事をするより、10人で10の仕事をした方が良い」というワケではない
とはいえ、「絶対に10人で10の仕事をした方がよい」
というわけではありません。
10人で仕事をすると、その分統率が大変になります。
意思疎通がうまくできなくなる、というわけです。
承認が必要な作業の場合、どうしてもフローも複雑になりますし^^
また、「誰かがやってくれる」というマインドにもなりやすいでしょう。
これらを踏まえると、必ずしも10人で10の仕事をした方がよい、とも言いきれないわけです。
参考:ちょっと複雑になります。
2, 3, 4, …, 10人で仕事をする場合について、
みんなが5%の確率で休むと仮定すると、次のようになります。
総人数別・休む人数別確率表
仕事をする総人数と、休む人数別の確率をこちらに示しました↓↓
列は総人数です。
2, 3, 4, …, 10人で仕事する場合のことを触れています。
また、行は休む人数です。
列と行の交わったところが、
その人数で仕事をしているときにおける、この人数休む確率を表しています。
総人数別・休む人数別1人あたりの仕事量表
仕事をする総人数と、休んだ場合の影響別の確率をこちらに示しました↓↓
列と行は先ほどと同様です。
交わったところが示すのは、1人あたりの仕事量です。
まとめ
- 休むことを考慮すると、2人で2の仕事をするよりも、10人で10の仕事をした方が良い場合もある
- いつでも10人で10の仕事をした方が良い、というわけではない
おわりに
結局のところ、2人で2の仕事をするのも、10人で10の仕事をするのも。
どちらも一長一短である、というのが結論といったところでしょうか。
あまり見かけないような表を作りましたが、いかがでしたでしょうか。
ふと気になること、計算してほしいものなどございましたら、
是非コメントで教えてください^^
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